病院の地味なお仕事

田舎で内科医やってます。専門は消化器です。このブログは病院のいろいろな仕事にかんするフィクション小説です。登場人物は継続しますが、基本的に一話完結にしています。

戦力外通告 クビを宣告された男たち

ざっくりとした概要説明:ある病院を舞台とした医師やコメディカル、病院にかかわる人たちのフィクション小説です。基本、ジャンルはコメディです。下ネタありです。    主な登場人物:   内科医師 小松原優子 34歳独身 かわいいがキレやすい          内科医師 柳原洋一  35歳独身 イケメンだが変態 ドM          内科医師 内田祐樹  26歳独身 ずんぐりむっくりの後期研修医  応援クリックがとても励みになっています。良かったら読む前にクリックお願いします  ⇒にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ 

 

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年末になるといつも気になってしまう番組がある。

柳原「9月下旬になると、この時期プチ異動があるな」

優子「そうだね、医者の異動って言うとほとんど4月だけど、9月にも異動はあるよ

 ね」

柳原「うちの病院からはあまりキャラが立たなかった山田に異動してもらう」

山田「ええっつ」

優子「うれしそうで、どうせこんな田舎からはおさらばだと思ってんだろ」

柳原「だれが都会に行けると言った?なんかもっと田舎の病院で病欠がでたから、そっ

 ちに異動らしいぞ。」

優子「よかったね、美しい自然環境で動物と戯れ、田舎の老人からの野菜、海産物など

 の差し入れをいただきながら、きれいな山田となって帰ってきなさいよ」

山田「ここ、じゃあ、誰が来るんですか?」

佐藤副院長「それは私が説明しよう」

優子「先生最近さらに太ってカーネルサンダース化に拍車がかかったでしょ。あれ

 ね、コロナで通ってるジムが臨時休館になったりして運動できなくなってるらしいわ

 よ。HbA1cもうなぎ上りらしいわ」

柳原「なんか確かにドアに対して、佐藤先生がみっちり隙間なく詰まってきているよ

 な」

佐藤副院長「うちの医局はここ数年、なぜか入局者がそこそこキープできているので、

 若手を効率よく回さないといけないらしい。ということで、今度、第一回医局関連病

 院ドラフト会議が開かれることになったぞ」

柳原「で、ドラフト会議前にみんなの気持ちを盛り上げるために、山田の『戦力外通

 告、クビを宣告された男たち』をうちの病院で製作することとなったから」

優子「やっぱり支えてくれる奥さん役が重要よね、私やるわ」

柳原「奥さんもいいけど、母一人子一人でずっと見守ってくれて来たお母さんが出てく

 ると泣けるぞ」

山田「僕の家族背景を勝手に作らないでください」

柳原「地方のリーグから出なおせ」

優子「もうすでに一軍からはずれてますけど」

柳原「やっぱりそれが本音なんだろ、お前の奥さんはおれが引き取る」

山田「独身ですから」

優子「さー、ドラフトで誰とろうかなー、楽しみー」

佐藤副院長「各病院のトップだけが集まり、みんなでZoomで中継するから、後で資料

 渡すよ」

 

なんか少し盛り上がるこの病院のスタッフたちであった。

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