病院の地味なお仕事

田舎で内科医やってます。専門は消化器です。このブログは病院のいろいろな仕事にかんするフィクション小説です。登場人物は継続しますが、基本的に一話完結にしています。

フェスはフェスでもクラスターフェス

ざっくりとした概要説明:ある病院を舞台とした医師やコメディカル、病院にかかわる人たちのフィクション小説です。基本、ジャンルはコメディです。下ネタありです。    主な登場人物:   内科医師 小松原優子 34歳独身 かわいいがキレやすい          内科医師 柳原洋一  35歳独身 イケメンだが変態 ドM          内科医師 内田祐樹  26歳独身 ずんぐりむっくりの後期研修医  応援クリックがとても励みになっています。良かったら読む前にクリックお願いします  ⇒にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

夏と言えばフェスを楽しみにしている人も多いと思うが、今日はちょっとニュースで話

題になっているクラスターフェスについて、この病院でも熱く語る医師たちがいた。

柳原「夏と言えば、フェスだな」

優子「言ったことない人間が言うな。概要も知らないくせに」

柳原「こんな田舎ではとんと縁のないフェスだがな。お前、フェスのニュース見たか」

優子「何?何かのフェスでクラスター出たの?」

柳原「違う、クラスター出すためのフェスだ」

優子「何それ?本当?ちょっと待って、理解できない。ええと、そもそもフェスとはな

 んでしたっけ?」

内田「祭りですよ、だからクラスターフェスと言うのはクラスター出すための祭りで

 す」

優子「あーあー、日本の祭りと言えば、古くからのその土地の神様を祭ったり、感謝し

 たりする神聖な儀式だったと私は記憶してますけど。どこのどいつがそんな不謹慎な

 祭りを?」

内田「渋谷でやったらしいですよ」

優子「渋谷区の民度はそこまで地に落ちたのか。忠犬として名高いハチ公に思いっきり

 噛まれたらいいのに」

内田「集まったのが渋谷区民だけとは限らないです」

柳原「『マスクは無用』とか『コロナはただの風邪。インフルエンザと変わらない』と

 か言ってるらしいぞ。これを『クラスターデモ』ともいう人もいるらしい」

優子「デモって言うと、政治的な思想でもあるのかな?大した思想もないくせにクラス

 ターデモなんて名乗った日には香港の本気のでもやってる人から催涙弾撃たれるわ

 よ。ああ、撃たれてしまえ」

柳原「フェスの参加者にはベビーカー押した主婦もいたらしい。それで、みんなでマス

 クはいらないと呼びかけるだけでは飽き足らず、50人くらいでマスクなしで山手線乗

 ったらしいぞ」

優子「…。ただの風邪って言うけど、風邪にしたってインフルにしたって、ひいてた

 ら、人にうつさないようにマスク付けるけどね。」

内田「そうですよね、結局、今後数年たったら、ただの風邪と言う定義に変わるかもし

 れませんけど、まだ何者かはっきりしてないわけだし、ただの風邪にしたって、他人

 にうつしうつされっていうのはよくないから、ちょっと気を遣うべきですよね」

柳原「本当のフェスがコロナによって開催できなくなったストレスか、この暑さでおか

 しくなったのか、なんでもいいからフェスを開催したい連中の愚行だな。さすがにこ

 ういう人の治療はしたくないな」

優子「風邪だとおもうなら、うちでしっかり水分摂って寝ててほしいけど、『風邪ひい

 た』って言って、病院来る人多いからね」

柳原「最近は横文字使ってなんでもかっこよく聞こえるのも考えもんだぜ。『クラスタ

 ーフェス』じゃなくて、『コロナ流行らせ隊』とかがいいんじゃないか?」

優子「『流行らせ隊』じゃ『後ろ髪ひかれ隊』みたいでかわいくなっちゃうから、『コ

 ロナ感染拡大迷惑行為』とか、本人たちにしっかりやってることをわからせるよう

 な名称がいいわよ」

柳原「だって、それじゃ、ゴロが悪いだろ『コロナまき散らし隊』は?」

優子「ゴロなんてどうでもいいのよっ」

 

世の中にはいろんな考えの人がいますね。ニュース見てびっくりしてしまいました。で

もいろんな人がいるのが世の中ですから、そういう人もいるということを想定したうえ

でいろんな対策が必要ですね。

 

 

このブログの現在の順位は…⇒ にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ