病院の地味なお仕事

田舎で内科医やってます。専門は消化器です。このブログは病院のいろいろな仕事にかんするフィクション小説です。登場人物は継続しますが、基本的に一話完結にしています。

小児科医は見た目が大事

ざっくりとした概要説明:ある病院を舞台とした医師やコメディカル、病院にかかわる人たちのフィクション小説です。基本、ジャンルはコメディです。下ネタありです。    主な登場人物:   内科医師 小松原優子 34歳独身 かわいいがキレやすい          内科医師 柳原洋一  35歳独身 イケメンだが変態 ドM          内科医師 内田祐樹  26歳独身 ずんぐりむっくりの後期研修医  応援クリックがとても励みになっています。良かったら読む前にクリックお願いします  ⇒にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ 

 

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医者の見た目で重要なのは清潔感があることが第一である。小児科医はそれに加えて、

たぶん子供に好かれるような感じにしないといけない。小児科の先生は名札部分にアン

パンマンとか子供に好かれるキャラクターを取り入れたり、かわいいキャラクターのボ

ールペンを持っていて、子供が診察の時に泣いたりするとそれであやしたりしている。

そんな姿を見て、いろいろもの思うこの病院の三人の内科医師がいたのである。

 優子「新しく来た小児科の先生、見た目がなんかガチャガチャしてない?」

内田「あー、キャラクターいろいろ取り入れてますよね」

優子「あんなんで子供がほんとに喜ぶのかしらね。注射怖くて泣いてる子供が頭がアン

 パンでできている人を見て喜ぶ?アンパンの人も、そういう子供にこそ、『僕の顔

 を食べて』って差し出すべきなんじゃないの?」

内田「アンパンマンですから、アンパンの人じゃないですから」

柳原「なー、一型糖尿病とか小麦アレルギーの子供が受診して泣いてたら、やっぱりア

 ンパンの人はちょっとな、問題あるよな」

内田「そんなこと言ってたら何のキャラクターもダメじゃないですか」

優子「あのどら焼き大好きな青い人がいいんじゃない?」

内田「素直にドラえもんって言ってください」

柳原「あんなダメ子供に、頼まれたらホイホイものを出すようなロボットはだめだろ

 う。世の中の子供をスポイルしているキャラクターの典型だ。」

内田「先生たち何か嫌なことでもあったんですか?ことごとく愛されるキャラクターを

 否定して」

優子「うん、ちょっとイレウスをどっちが診るかで外科に負けただけ」

内田「それだけで、ドラえもんアンパンマンに八つ当たりはだめですよ」

優子「八つ当たりというか、ああいうもんをじゃらじゃら下げて歩いている小児科医に

 対してイラッとしただけ」

柳原「小児科の部長なんて何もああいうもの持ってないよな。やっぱり腕があれば、あ

 あいうグッズは必要ないんだよ、きっと」

優子「あの小児科の部長は子供がギャン泣きしても気にしないと有名よ。そのくらいの

 厳しさもないとやってけないのよ、小児科って」

内田「その意見は別として、小児科ってやっぱり特殊ですもんね。子供っていうだけで

 僕ら、ぜんぜんわかんないですよね」

優子「もー、薬の量からして体重で計算しなきゃいけないからやだよね。あの人たちよ

 く間違えないよね」

柳原「なー、前から救急外来とかで思ってたんだけど、聴診器の小さい方で子供の聴診

 することになってるけど、あれ、大きい方でもよくねぇ?」

内田「まあ、大体聞けますよね。でも小児科の先生からすると、小さい方で聞かない

 とダメなんですかね?」

優子「それ私も思うけど、今更恥ずかしくて聞けない問題よね。どうなんだろうね」

三人「うーん…」

 

小児科というのはほんとに特殊でみんな救急当直ではできたら子供にあたりませんよう

にと思うのではないだろうか。診察も保護者が必ずついてくるし、普通の大人診るより

大変だなと思う作者であった。

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